温める食養生といえば。台湾風チキンスープ

麻油雞（マーヨージ）とは、台湾風チキンスープのこと。
骨つきの鶏肉を、たっぷりの生姜とお酒とで煮込んだ、シンプルながらとても味わい深い家庭料理です。

とにかくしっかりと生姜を使うので、からだの内側からじんわりポカポカ。
黒ごま油のちからも加わって、からだの芯の芯から温まるのを感じることができます。
温活にはもってこい。
まさに、食養生のきほんともいえる一品です。

おうちで、ポカポカ鶏生姜鍋

骨付き肉の旨みが出た、濃厚なスープとしてはもちろん、麻油雞はお鍋のベースとしても絶品。
スーシャンでは、このチキン入りスープを＜鶏生姜鍋の素＞として、お好みの具材をプラスしていただき、ご家庭でポカポカ台湾鍋をお楽しみいただくスタイルをご提案いたします。

2人前を1袋として、鶏手羽元4本、スープ500gを冷凍パックに。
冷凍のまま湯せんにかけて温めていただくか、自然解凍させたものを鍋にあけて、ひと煮立ちさせれば準備はOKです。

野菜やきのこ、お豆腐など、お好きな具材をご用意いただき、本格的な台湾鍋をお楽しみください。
お好みにより、塩や醤油などで味を整えてください。

お好きな具材でアレンジをお楽しみください

台湾らしいお鍋の楽しみ方といえば、さっとくぐらすだけで火の通る青菜などを選び、シャキッとした食感を楽しむこと。
スーシャンがおすすめするのは、レタス＆きのこです。
大きめにちぎったレタスと石づきを除いてほぐしたきのこを、グツグツと煮えたスープにつけて、しゃぶ、しゃぶ。
レタスやきのこのみずみずしさに、鶏の旨みの詰まった脂がとろりと絡んで、絶妙な味わいに。

もちろん、白菜をクタクタに煮込んだり、お豆腐に味を染み込ませるのもまた美味。
ぜひいろいろな食べ方を見つけてみてくださいね。

じっくり揚げ焼きした生姜は、丸ごと食べても辛くない

麻油雞は、あと口にピリッと余韻を残す生姜の味わいが特徴的で、それがまたクセになります。
スープには、薄切りの生姜もそのまま入っていますが、初めに油でチリチリと、時間をかけて香ばしく揚げ焼きしているので、丸ごと食べてもまったく辛みを感じません。
ぜひ黄金生姜と一緒にお召し上がりください。

お好みのタレなどを添えて、お楽しみいただくのもいいですね。

素麺をそのまま入れて、にゅうめんで〆

鶏鍋の〆には、にゅうめんもおいしい。
具材を食べたあとのスープに少し水を足して濃度を調整し、素麺をそのまま入れて、さっと煮たらできあがり。
スープに絡めていただきます。

番外編なおすすめアレンジも

ちょっと斜めのアレンジはいかが？おすすめは、炊き込みごはんです。
研いで浸水しておいたお米と、1袋の中身を炊飯器に入れて、いつもどおり炊くだけです。
お米の量によって、水加減を調整してくださいね。

お肉は一緒に炊き込んでも、スープだけでも、お好みで。
鶏と生姜、ごま油の旨みたっぷりの炊き込みごはんがとても簡単にできますよ。
ぜひ、お試しあれ！